🖥

改めて1タスク1要件の重要性

複数の要件を一つのタスクにまとめてしまうことは危険です。

例えば、実装仕様に対するいくつかの疑問点を解消するべく、一つの確認タスクを起票し、まとめて質問したとしましょう。
即座に回答できる質問もあれば、以下の理由から即座に回答できないこともあります。

  • 実装仕様の一部がまだ決まっていない
  • 回答するために調査が必要
  • 回答者ではなく他の誰かが回答する必要がある


この場合、処理中(回答待ち)と完了(回答済み)のステータスが一つのタスク内で混在し、特にステータス管理に関して問題が生じます。

  • 一部の回答待ちでタスクを完了にできず、第三者がタスクの進捗状況を把握しにくい
  • タスクのスレッド欄が複雑になり、あとから情報を参照しにくい


上記の例では、要件ごとに個別のタスクを起票することが望ましいです。あるいは要件同士に関連性がある場合、サブタスク機能を活用すると良いでしょう。

またタスクを受け取る立場においても、まずはタスクの粒度が適切かどうかを判断する習慣を身につけておきましょう。
必要に応じて積極的にサブタスクに分割することで、ステータス管理の難易度が下がり、コミュニケーションもスムーズになるはずです。