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適した「リンクの範囲」について

はじめに

マークアップにおいて、a要素やbutton要素における「クリック可能な範囲」は気をつけいたいポイントの1つです。
なぜなら、「クリック可能な範囲」は「サイトの使いやすさ」に直結するからです。
この「クリック可能な範囲」は私にとって悩むポイントの1つだったりします。

適切は範囲を探る

例えば、下記のようなデザイン。この時のリンク範囲はどこが適切でしょうか。

私自身、クリックできる範囲はなるべく広くとったほうが、ユーザーにとってクリックしやすいのではないかと考えているため、普段の実装ではa要素の範囲をなるべく広めに設けるようにしています。
そのため、下記の赤枠のように、導線用のテキストだけでなく、リンク先の説明部分までの広範囲でa要素を指定することも考えられます。

ですが、このようなデザインの場合、リンク可能な範囲を広めにとってしまうと、反対に「リンクの範囲が曖昧になってしまう」ように思います。
曖昧になってしまうと何が起こるかというと、曖昧になってしまうことで誤操作が増え、意図しない挙動を起こしてしまい、ユーザーにとってはストレスとなってしまう可能性があります。

そのため、私なら下記のようにa要素を指定します。

終わりに

このように、全体にa要素を指定しまうことで、意図しないところでクリックしてしまう可能性も考え、最近はあえてリンクの説明には不要なテキストや、過度なpaddingを取りすぎないように指定しています。
特にスマホだと誤操作が増えてしまうため、気をつけたいところです。